企画展「ひとのすがた、いのりのかたち-肖像彫刻の世界-」
熊本市の西方・金峰山山麓に位置する古刹・雲巌禅寺。宮本武蔵が参籠し『五輪書』を記したと伝わる霊巌洞があることでも知られています。同寺を開山したと伝わるのが、元(げん)出身の禅僧・東陵永璵(とうりょうえいよ)です。重要文化財に指定されている《木造東陵永璵禅師倚像》(雲巌禅寺所蔵、熊本博物館保管、管理団体:熊本市)は、東陵永璵の姿を唯一伝える「頂相彫刻」です。
本展では、本像を修復後初めて公開するとともに、僧侶や武将などさまざまな人物の姿を表した肖像彫刻を展示します。ぜひご覧ください。
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★当館1階受付では、本展の図録(47頁)を1冊/500円で販売しております。
※図録の郵送をご希望の方は、当館(096-324-3500)までお問い合わせください。
【関連イベント】
講演会「仏像の文化財修理について」
講 師:隂山修 氏(公益財団法人 美術院国宝修理所 所長)
日 時:令和2年(2020年)12月19日(土)13:30~14:30 ※13:00より受付開始
会 場:当館プラネタリウム
定 員:80名(事前申込不要。当日9:00より受付にて整理券を配布します)
参加費:無料(当館入場料が必要です)
※新型コロナ感染拡大状況によっては、講演会を中止する場合があります。
※当日、12:40と14:10のプラネタリウムの投映は休止します。
●担当学芸員による展示解説●
12月5日(土)14:00と18:00より展示解説を行います(各回当日先着10名程度/約15分)。各回開始10分前に特別展示室1にお越しください。
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チラシ(表)
チラシ(裏)
ポスター
★ご来館の皆さまへ★
ご来館の際は、マスク着用や手指の消毒など感染症予防対策にご協力をお願いいたします。
主 催:熊本博物館、文化庁、独立行政法人 日本芸術文化振興会
会 場:熊本博物館2階 特別展示室1・2
料 金:一般400円(320円)、大学生・高校生300円(240円)、中学生以下200円(160円)
※( )内は30名以上の団体料金。
※幼児、市内小中学生は無料(名札、生徒手帳、スクールキッズパス、入館証いずれかを所持する方)。また、障がい者手帳または65歳以上の熊本市民で証明書をお持ちの方の入場は無料です。
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)※12月5日(土)は夜間開館のため21:00まで開館予定
休館日:会期中、12月7・14・21・28日および1月4・12・18日は休館日、12月29・30・31日および1月1・2・3日は年末年始のため休館となります。
※《木造東陵永璵禅師倚像》は平成三〇年度「日本の美再発見!文化財美術工芸品魅力開花推進事業費国庫補助」を得て修復を実施しました。
※本展は、「我が国の美術工芸品等修理の技と自然の原材料を活かした伝承と活用―国宝重要文化財(美術工芸品)保存修理成果の現地公開―」の採択を受けて実施するものです。