熊本市立熊本博物館

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「江戸の遊び絵づくし 粋でゆかいな浮世絵ワールド」

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展示概要

 

町人文化が大きく花開いた江戸時代、浮世絵は世間で大人気を博しました。

美人画、役者絵、名所絵といった浮世絵はよく知られるところですが、江戸の「遊び心」はそれだけにとどまりません。この展覧会では江戸庶民が楽しんだ、ユーモアやアイデアにあふれた遊び絵の世界を取り上げます。視覚のマジック、謎解き、隠し絵など、 当時の人びとが親しんだ遊び絵はさまざまです。九州初開催となる「江戸の遊び絵づくし」、存分にお楽しみください。

 

【会期】 令和7年(2025年)7月12日(土)~8月31日(日)

     開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)

     月曜休館(祝日の場合は翌日が休館)、8/12(火)は開館

【会場】 熊本博物館 特別展示室

【主催】 「江戸の遊び絵づくし」展実行委員会(熊本博物館/熊本日日新聞社/RKK熊本放送)

【後援】 熊本県教育委員会/熊本県博物館連絡協議会/熊本国際観光コンベンション協会/FMK/FM791

特別協賛】 プレイスグループHonda Cars  熊本東

【協賛】 ネッツトヨタ熊本

【企画協力】 株式会社アートワン

【観覧料】 大人1,000円(前売900円)、シニア(65歳以上)900円(前売800円)、

      高・大学生700円(前売600円)、小・中学生600円(前売500円)

      ※未就学児・障がい者手帳をお持ちの方は無料です。※特別展の他に常設展示もご覧いただけます。

       プレイガイド

      ローソンチケット[Lコード:83559(ローソン)]、イープラス(ファミリーマート)、

      チケットぴあ[Pコード:995-476]、セブンチケット[セブンコード:110-774(セブンイレブン)] 

      *前売券は7/11(金)まで販売

      (熊日プレイガイド・熊日販売センターでの前売り券販売は6/16以降)

 

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関連イベント

 

・ナイトミュージアム

 7月26日(土)、8月16日(土)は開館時間を21時まで延長します。

・自分だけの浮世絵をつくろう!

 色を塗ったり、模様でかざったり。自分だけの浮世絵をつくってみよう。

 【日時】7月26日(土)10:00~11:30、14:00~15:30

 【会場】実験工作室

 【定員】各回30名

 【参加】当日先着順(要観覧料)      

・影絵で遊ぼう!

 光をあてて浮世絵と同じシルエットにチャレンジ!写真を撮って本物とくらべてみよう。

 【日時】8月16日(土)17:00~20:00

 【会場】2階特別展示室横

 【定員】参加自由

・福笑いお面でにらめっこ!!

 面白い顔ができるかな?いろんな顔のお面を手作りして、みんなでにらめっこしてみよう。

 【日時】8月23日(土)10:00~11:30、14:00~15:30

 【会場】実験工作室

 【定員】各回30名

 【参加】当日先着順(要観覧料)

※関連イベントへの参加は特別展観覧者が対象です。小学校3年生以下のお子様は保護者同伴でご参加ください。


展示内容  浮世絵作品等 約150点(全7章構成)

 「1 よって、たかって、こしらえる」

   ものや人を寄せ集めて人・獣などを形作る浮世絵を「寄せ絵」と呼びます。

   本章はユニークな発想と造形の寄せ絵に注目します。

  《主な展示作品》

   ​​​・歌川国芳「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」

   ・歌川芳藤「小猫寄り集まって大猫になる」

  

 「2 ふしぎなからだ 合体・あべこべ・顔三つ!?」

   本章では、上下逆さにしても絵として見ることのできる「上下絵」、絵のなかに顔や体を潜ませた「隠し絵」など、

   さまざまな「だまし絵」の表現をご紹介します。

  《主な展示作品》

   ・歌川貞景「五子十童図」

   ・歌川国芳「両面相 伊久 げどふ だるま とくさかり」

 

 「3 幸せはこぶラッキーアイテム」

   開運を象徴する七福神は、現在も我々にとって身近な神様です。縁起の良さが好まれたのか、七福神は浮世絵でも描か 

   れています。本章では運気が高まる時期を視覚化した「有卦絵」などのほか、さまざまな縁起を担いだ作品をご紹介し

   ます。

  《主な展示作品》

   ・歌川芳藤「有卦絵 ふ尽しの福助」

   ・歌川国芳「七福神 宝の蔵入」

 

 「4 チャレンジ!江戸っ子と知恵くらべ」

   江戸庶民の娯楽のひとつに、クイズやなぞなぞのような謎解きがあります。本章では、隠された文字を見つける「文字

   絵」、絵や文字から答えを考える「判じ絵」など、江戸の謎ときを浮世絵で楽しんでいただけます。

  《主な展示作品》

   ・歌川国盛「さかなの判じ物」

   ・歌川国芳「猫飼好五十三疋」

 

 「5 身振り手振りでこれな~んだ?」

  江戸時代、身振りや身近な道具を用いた「物真似」が宴会の余興などで流行しましたが、そのお手本となったのが「身振

  絵」という浮世絵です。さらに行灯の光などを活かして姿形を表した「影絵」も浮世絵で表現されました。身振りと手振

  りで見せるさまざまな形は、現代にも通じるユーモアです、

 《主な展示作品》

   ・歌川広重「即興かげぼしづくし」 

   ・歌川広重「新板かげぼしづくし」

 

 「6 みんな大好き♪おもちゃ箱」

   江戸時代、子どもたちの遊びのためにつくられた「おもちゃ絵」の種類は豊富です。思わぬ出来上がりが笑いを招く福

   笑いのほか、組み立てることのできる「組上絵」、折り畳むと絵柄が変わる「折り替わり絵」などが知られています。   

   本章では当時の子どもたちが楽しんだおもちゃ絵の世界をご紹介します。

 《主な展示作品》

   ・作者未詳「猫・達磨・河童の福笑い」

   ・歌川国貞「四谷怪談」

 

 「7 人も世相も茶化しちゃえ!戯画ワールド」

  「戯画」、すなわち「戯れに画く」絵は、さまざまな意匠で展開しました。生き物を擬人化した作品も数多い

  ほか、作品のなかには時に風刺精神や諧謔精神も潜かに盛り込まれ、江戸時代の庶民の心をつかみました。

  《主な展示作品》

   ・歌川国芳「朝比奈小人嶋遊」

 

  ★★★詳しくは熊本博物館公式SNSをチェックしてください★★★

 

 


物販

 

 関連グッズも多数販売予定!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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