熊本市立熊本博物館

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「地質の日」企画web版:生命の発展と危機
 
だい1もん ちきゅうのたんじょう 46おく~40おく年前
しょうわくせいリュウグウからのもんだい
 
リュウグウ はやぶさ2.png
 
 
① ちりがあつまって、ぶつかりあってできた
 

 

◎せいかい

 

このころの地球(ちきゅう)についての解説(かいせつ)

ちきゅうのたんじょう やさしいせつめい

宇宙にはガスやちりがただよっている星雲(せいうん)があります。ガスが集まると新しい星が生まれます。生まれたばかりの星のまわりには、ガスが円ばんを作ります。円ばんの中では、ガスが冷えるにつれてたくさんのちり(砂つぶ)ができます。そのちりが固まって石になり、さらにたくさん集まってしょうわく星になりました。ちきゅうは、しょうわく星がぶつかりあってだんだん大きくなってできました。ちきゅうには、いまでもときどきしょうわく星がおちてきます。おちてくるときにバラバラになったしょうわく星のかけらが、いん石です。

地球の誕生 詳しい解説

今から約46億年前、宇宙空間に漂うガスや塵(ちり)などにより「原始太陽系星雲」ができました。この星雲の中心部は、次第に高温・高圧の状態になり、星が輝きはじめました.これが「原始太陽」です。原始太陽が輝きを増す中、密度の高い星雲の円盤状部分では,そこに含まれる非常に小さな塵「宇宙塵 (うちゅうじん)」が次第にくっつき、大きさが数kmほどの「微惑星(びわくせい)」となりました。この微惑星が、互いの引力によって衝突・合体を繰り返した結果、現在の地球の基となりました。このような宇宙空間に漂う物質や星の誕生については、今も地球上へと絶え間なく降り注ぐ隕石(いんせき)や宇宙塵によって知ることができます。

 

※ここから先のクイズの説明は、この文と同じくらいやや詳しく説明しています。

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