清正から受け継いだ名城 ―加藤忠広と熊本城―
未曽有の地震被害を受けたことにより、はっきりとわかってきた特別史跡熊本城跡に遺された石垣の構築履歴やその価値、特に従来あまり注目されてこなかった加藤忠広とその時代の熊本城を語る資料に焦点をあてます。
また、熊本城と肥後国を守った加藤家時代の支城から出土した瓦を一堂に展示します。
展示されている資料のリストは下記の通りです。
会期：2023年10月14日（土）～12月17日（日）
会場：熊本博物館2階 特別展示室１・２・３
休館日：月曜日（月曜祝日の場合は翌日火曜日）
観覧料：博物館常設展示入場料のみ
大人400円（320円）、高・大生300円（240円）、中学生以下200円（160円）
※（ ）内は30名以上の団体料金
※市内小中学生は無料（名札か生徒手帳所持者）
※障害者手帳をお持ちの方及びその介助者1名または65歳以上の市民で証明書をお持ちの方も無料
■2023年度秋季企画展図録
A4版・120頁（うち88頁分がフルカラー）
頒布価格1,000円（税込み）
※送付をご希望の場合は当館イベント申し込みフォームにて、お名前・送付先・本企画展名称・ご希望部数を明記の上でお申し込みください。
なお、送料は別途ご負担いただく形となります。
【関連イベント】
現地案内「くまはく学芸員指南！ 熊本城攻略法―石垣の見方・歩き方―」【終了しました】
開催日時：10月28日（土）10：00～12：00
申込：不要（当日9：30までに当館エントランスに集合）
参加費：熊本博物館常設展入場料
解説：当館学芸員
※当日は徒歩で移動（2㎞程度）しながらの解説です。歩きやすい服装等でご参加ください。
ギャラリートーク（展示解説）【終了しました】
開催日時：11月3日（金・祝）14：00～（20分程度を予定）
申込：不要
参加費：熊本博物館常設展入場料
解説：当館学芸員
シンポジウム「ここまでわかった！！ 加藤清正・忠広―熊本城と支城から見つめ直す―」【終了しました】
熊本城／宇土城／矢部城／麦島・八代城
内容：本シンポジウムでは、熊本城関連の各城跡の最新の研究成果について、主に文献史学の立場から各担当者にご紹介いただきます。その後、その内容について当館学芸員が考古学の立場から質問し、考古学と文献史学の共同、学問的交流を通して得られる豊かな歴史像、それを描くことの難しさと楽しさについて、広く市民の皆様に知っていただければ幸いに存じます。
日時：12月2日（土）12：55～17：00
会場：市民会館シアーズホーム夢ホール 小ホール（中央区桜町1‐3）
申込：事前申込制（先着順）
緊急告知！！ 「企画展ギャラリートーク 耐久60分、最後に全部しゃべります！ 一堂に会した城郭瓦！」
企画展展示担当によるギャラリートークを開催します。本企画展最終の土日の2日間、本展図録やシンポジウム等では語りきれなかった本城と支城の瓦について、思い切り語り尽くす60分間です。
※場合によっては60分を超える可能性もあります。ご了承ください。
開催日時
（１）令和5年（2023）12月16日（土）10時～
（２）令和5年（2023）12月17日（日）10時～
申込：不要（当日10時までに特別展示2前に集合）
参加費：熊本博物館常設展入場料
しゃべくり担当：企画展・考古担当学芸員