つばきちんざん 《ふかみしゅんざんぞう》 資料名 椿椿山《深水春山像》
品質・形状 絹本着色・掛幅装 点数 1幅 時代 江戸時代後期(19世紀)
大きな鼻、長い眉毛、穏やかな目元…。江戸時代の終わり、肥後藩の医師を務めた深水春山(1776-1868)の姿です。画面上部には、春山88歳の時の賛(絵の余白に記された詩や言葉)があり、身は老いても医療への情熱は変わらないと詠んでいます。絵の作者は江戸で活動した椿椿山(1801-1854)。春山と椿山、二人の接点は明らかになっていませんが、春山が江戸に赴いた際に椿山との縁が出来、本作が描かれたと考えられます。 (資料ID:61117) |
→「資料・実験工作・観察法 紹介解説コーナー」トップページに戻る